“イランがイスラエル関係の船舶を拿捕”イラン国営テレビ

コメント

注目のコメント

• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2024年04月13日

  拿捕されたのは、Zodiac Maritime社が所有する貨物船MSC ARIES。UAEを出発してインドへ向かう途中でした。
  　Zodiac Maritime社は、登記上はモナコにありますが、イスラエル資本の多国籍企業です。
  　船籍はポルトガルですが、船籍というのは自動車でいえば品川ナンバーとか練馬ナンバーといった登記の場所の問題で、船籍よりもどの会社が所有する船で、どの会社が運航していたか、どの会社の積み荷を運んでいたのか、ということの方が重要です。
  
  革命防衛隊が、ヘリコプターで貨物船の上に特殊部隊を降下させて、拿捕しました。
  https://twitter.com/manniefabian/status/1779090586810622229
  　イラン革命防衛隊は、領海侵犯などを理由に船を拿捕することはしばしばありますが、今回は「イスラエル資本だから」というのが理由です。
  　革命防衛隊が、今後もイスラエル資本が入った貨物船やタンカーを拿捕するのであればその影響は甚大で、米国としても放置できないことです。
• 小谷 賢

  ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス（LSE, ロンドン大学） 客員研究員

  ・2024年04月13日

  拿捕されたとすれば、イスラエルは実力で取り返しに行くことになるだろう。そうなると衝突は免れない。日本人的には、話し合いで解決しましょうというフェーズだが。
• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2024年04月14日

  これはイスラエルへのドローン攻撃とは別に、これまでやってきたことの延長。フーシ派がパレスチナを支持するためにイスラエル関連の船舶を攻撃しているのと同じラインの話。中東の海洋安全保障を考えるならイスラエルの攻撃を止めるのが先。