小林製薬「紅麹」問題 床にこぼした材料の一部をいったん出荷
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安全性に
この事案は直接的に今回の健康被害問題には直結していないとのことですが、「ハインリッヒの法則」といい、1つの重大事件の裏には、29件の軽微な事故と、300件のインシデント(事故寸前)があるとされています。
その観点で見れば、このような「床でこぼした材料を出荷する」という明らかな製造工程違反が行われていたとすると、このようなものが蓄積して今回の重大健康問題につながったのかもしれません。
製造現場では医薬品に限らず、様々な作業で日々「そんな細かくなくても」というレベルの作業手順などが置かれていますが、これは重大事故を防ぐ上で大事なのです。
医薬品に限らず、食品など体内に摂取されるものについては、厳しい安全・衛生基準を設けなければ健康被害を生む可能性があります。特に近現代の寿命延伸に最も寄与したのは衛生環境の向上であり、この点には特に気をつけなくてはなりません。
「床に落としたものは汚い」というのは想像の通りですが、医薬品製造や食品製造の世界からすれば、人間の身体の表面や手、更には様々な適切な洗浄消毒がされていないものも同様に汚いものです。(医療ではよく「不潔」という言葉が用いられる)
「床に触れなかったし検査したから大丈夫」では非常に甘いのです。関係ないならいちいち報道しなくていい
とりあえずこの件で回収に動いたと言う事は
QCQAにまともな感覚を持った方がいると言うことでしょう
生産本位の現場では生産の部長の意見が強いケースはあるので
ことの本質はそこである
誰の指示で使える状況を作り出そうとしたのか
やはり製造管理と衛生管理の問題であるこういうサプリとかを扱う企業は相応に安全マージンを広めにとっていると思う。また材料を床にこぼすとかそういうミスはどこでもおこりうること。また高額な材料もあるだろうしその度に全廃棄なんて普通はしない。こんな感じで今回の問題とは関係ないところで厳しい目を向ければ向けるほど実態に合わなくなり隠蔽などの問題がでてくる。また資源の無駄にもつながる。
床に触れていない部分がどう不潔なのかイメージでなく論理的に知りたい。回収に使った道具は清潔だろうし空気が汚染されているとしたら落とさなくても問題だと思う。