「このままでは東大は地盤沈下する!」副学長が語る、男だらけの東大を変えるために必要なこと 男性8割、私立中高一貫校出身多数の均質空間で、多様な研究は望めない
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東大の状況が変わることは、日本を大きく変えると期待します。
クォータ制については、人口比に合わせて半数を女子枠にするのであれば別ですが、環境に介入せずマイノリティなままで女子枠を作るだけでは、育成面での心配があります。
ちなみに東北大学では大学入試で「女子枠」を作らずに、この春の入学生の女性比率がようやく過去最高の30.2%に達しました。女性に選んでもらえる環境であること、女性も含めて、それぞれの学生が伸び伸びと育つ環境にしていくことが重要と心得ます。
注目のコメント
まず,所属は関係なく以下個人の意見とお断りしたうえで.
女性比率を上げるべきというときに,東大側が出来ることよりも社会の雰囲気の方で変わらなければならないことが多いように感じています.つまり,入試問題の難易度が偏っていて明らかに男子学生の合格率のほうが女子学生よりも高くて,結果として男女の比率が偏る,というのであれば東大側に是正すべき部分があると思いますが,そもそも女子学生が受験をしようとしていない,というところが課題の一つかと思います.
(https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4172
ここによると,出願者と合格者の男女比は同じとのこと)
例えば浪人することに対する許容感とか,地方から出てきて一人暮らしすることに対する抵抗感とか,将来のキャリアパスに対する不透明性とか,そういった諸条件から,そもそも受けようとしない,という選択がされているように思いますし,それは東大に受け入れる素地があるかどうかとはまた別の問題ではないかと.(書籍の中ではそのあたり触れられているのかとは思いますが)
一方で,とは言え入試問題に対する得手不得手の観点で,男子学生の方が有利になりがちな「難しすぎる数学」みたいな側面があって,それ故に受験を敬遠されているのであれば,是正すべきとは思います.男性偏重をどう是正するか。どう国際化を進めるか。どうDXするか。東大は世界をみて危機意識を募らせる。昨日伺った京大MBAのかたがたもそうでした。トップ校が危機意識を持ち続けてくれることは救いです。トップが変わり、そして(われわれ)ベンチャーが突き上げる。ジャンルを問わず、閉塞する日本を打開するのはこの道かと。