【警告】残業規制で、物流業界の人手不足が逆に「加速」する
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運転は好きだから長時間でも苦なくできるが待ち時間や車中泊が辛いと。納得できる話ではあります。
しかし別の見方をすると、「稼げないから辞める」となって多くのドライバーが退職すれば結果的に賃金は上げざるを得ないので、最終的にはドライバーは労働環境も良くてさらに稼げる仕事になる気がします。今はその過渡期なのかも。
企業や消費者にとってはコストが上がって大変かもしれませんが。
注目のコメント
物流・建設・医療業界で、この4月から残業時間の上限が設けられました。
各業界で人手不足が懸念される中、今回は「物流業界」の現状について、元トラックドライバーでフリーライターの橋本さんに解説していただきました。
「ドライバーはそもそも運転すること・トラックが好きな人が多いから、長時間労働そのものを苦と感じるベテラン運転手は多くなかった」
「運転時間より、荷物の積み下ろしに至るまでの「待ち時間」が苦しい」
などなど、最前線をよく把握している橋本さんならではの「意外な」課題意識が満載です。「魅力的な職業でなければ人は集まらない」ということで残業規制を強くするというのは理にかなってるところもありながら、それで稼げなくなったり、やりがいが無くなるとマイナスの効果であるという指摘はその通り
長らく「働き方改革」でとにかくホワイトさを追い求めて来たなかで、「働きやすさ」だけでなく「働きがい」をいかに追求するかというのは、しっかりした会社ではここ数年のキーワードになっていますし、先日の日経新聞の特集で、口コミサイトからスコア化して業績との相関を見ていた分析はとても面白かったですが、物流業界においてもその議論が一周遅れて来るんでしょうが、やはり労働集約な仕事ではあるのでそこに至るのはまだ数年はかかるでしょうね
【転載 日経新聞】ホワイト企業はモーレツに敗北 働きがい高めプラチナへ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF110IV0R10C24A3000000/