日米首脳、対中念頭に「グローバルパートナー」の連携強化へ 月探査でも協力合意
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防衛協力の大きな変化になります。自衛隊と米軍による「指揮統制」の連携強化は、総理の口から国民に向けて詳しく説明するべきです。帰国前の会見での説明を注視したい。
注目のコメント
日本の報道では、不自然なほどフィリピン大統領が出てきませんが、ホワイトハウスでこれから行われるメインイベントは、日米首脳会談ではなく、日米フィリピン3首脳会談です。
Visits from Japanese and Filipino leaders highlight Biden’s efforts to blunt China’s aggression
https://edition.cnn.com/2024/04/09/politics/joe-biden-japan-philippines-visits/index.html
最近、南シナ海で、最も中国との対決の矢面に立っているのはフィリピンです。
日米比3ヵ国首脳会談の主な議題は、包括的な安全保障をこの3ヵ国(+オーストラリアなどの同盟国)で長期にわたってつくっていくことです。そこには、
・サプライチェーンの再編成
・インフラの構築(軍事目的で使用する空港や港湾を含む)
・米軍と自衛隊のフィリピン駐留
・日米豪比による南シナ海での共同パトロール
等々が含まれます。
フィリピン “南シナ海で中国海警局の船が放水 軍人3人けが”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240325/k10014401961000.html
日米豪比が南シナ海で初の本格訓練 中国も対抗し「戦闘パトロール」
https://www.asahi.com/articles/ASS482J5WS48UHBI00SM.html岸田首相は人気回復の起爆剤にしたいのでしょうが、どうも空振りになりそうですね。
あまり実りある訪米だったとは思えません。
9年ぶりとなる国賓待遇での訪米でしたが、国内人気を上げる合意は何もなかったと思います。