富士通製メインフレームが残り700台の衝撃、保守期限までの撤廃に求められる策
日本経済新聞
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富士通が2030年でメインフレームの生産を中止し、2035年で保守を終了すると発表されてから、一気に深刻化したメインフレーム問題。2035年問題とも言われるようになってきています。
メインフレームは1台数億円から数十億円するものまであり、企業の基幹業務はもちろん、それこそ社会を支えているシステムで使用されています。大規模障害があった全銀ネットも、メインフレームが使われています。
これを新しい環境に移行するには、多くの費用とプロジェクト期間が必要になり、対応できるIT企業や人材も限られています。一見、ITベンダーにとっては大きなビジネス機会になるように見えるのですが、システムの規模や複雑さによってはやりたくないのというのが正直なところ。炎上が目に見えていますので。
どのように乗り越えていくのか、ユーザー企業とITベンダーの手腕が問われます。