NY株反落、11ドル安 利下げ開始遅れの観測で
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きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅安。
先週は今年の上昇相場が一服し、本日は様子見の雰囲気が広がりました。
先週末の米雇用統計は予想外の雇用増を示したことで、FRBの利下げ期待はさらに後退しているものの、米株式市場はポジティブな反応を見せていました。
例え利下げ期待の後退で長期金利が上昇したとしても、好調な経済が企業収益の伸びを支え続けるという楽観的な見方に変化しているとの指摘も一部からは出ています。
雇用と賃金が上昇し、給与総額がインフレを上回っており、今年も力強い消費が続き、経済を前進させる原動力となると言う話。
市場は今週の3月の米消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の発表を待っている状況。
予想は総合指数で前月比0.3%、前年比3.5%の上昇が予想されています。
FRBは堅調な雇用の伸びを(移民や副業影響もあるだろうしで)あまり気にしていないようで、インフレのほうがより大きな問題であり、FRBを安心させるには、3月分のデータがディスインフレのプロセスが軌道に乗っていることを示すことが不可欠だと思われますが果たして。
金利上昇も、原油価格落ち着きVIX下がりGREED継続です。
これだけ金利高止まり、先行き見通しづらい中で、米株市場は楽観見通し維持出来ていますが、チョットした事で崩れ易い面もあるとは思います。
日本株はSQ仕掛けに注意要でしょうか。