駿台、アタマプラスに35%出資 オンライン塾を共同展開 - 日本経済新聞
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NewsPicksでも有望なスタートアップとしてたびたび取り上げられてきたアタマプラスですが、既存株主からセカンダリー投資として駿台が35%保有することとなりました。
【世界が注目】AI教育の新星「アタマプラス」は本物か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC055YQ0V00C24A4000000/
業績面は、開示がなされていないものの、最近ではオフィスの縮小などがSNS上で取りざたされていて、動向に注目が集まっていました。
2019年時点では4年で2,500以上の塾に導入との報道がありましたが、今回の記事上で「3500教室以上」という数値だけをみると、全く伸びていないわけではないですが、当初の勢いがだいぶ落ちたと読み取れます。
前回、アタマプラスが資金調達を行ったのが、2021年末とギリギリSaaSバブルの崩壊前の高いバリュエーションでの調達となっており、市場の水準やその後の成長減速などで以前の評価額(522億円)を超える難易度は相当に上がっていたと思います。
注目のコメント
駿台がアタマプラス の株式の35.5%を取得とのこと。既存外部株主の所有分が駿台に移るということなので、経営体制は大きく変わらないのだと思いますが、駿台との連携が強化されることでのビジネスメリットはありそうです。
また、EdTech企業は他の業界と比較しても、大手との資本提携事例が多く(Qubena や リブリー やmanabo など)、これは投資家にとって安心材料にもなるのかなとは思いました。
一方で、上場するEdTechも生まれていく必要があります。新しい教育の課題解決をしていくためには大きな投資資金の獲得が不可欠です。
レアジョブ、すらら、アイデミーなどすでにそれを成し遂げたスタートアップもありますが、我々ライフイズテックも諸先輩方を超えて大きく上場できるようにしっかりと顧客の課題解決とビジネス拡大に努めて参ります。