円安、景気への影響は「ほぼナシ」!? 輸出企業の儲けは株主へ、輸入物価の上昇は消費者にツケ回し…庶民が置かれた厳しい状況【経済評論家が解説】
ゴールドオンライン
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・・「輸出企業が儲かった分は株主への配当や銀行への借金返済に使われますから景気へのプラスの影響は小さいでしょう」・・
・・「一方で、輸入企業がドルを高く買わされた分は、消費者に転嫁されます」・・
・・「そこで円安の景気への影響は数量面でのプラスが小さく価格面でのマイナスと差し引きゼロといったところだと筆者は考えています」・・
いやいや。いやいやいやいや。筆者の塚崎さんの真骨頂は難しいことを噛み砕いて平易な言葉でわかりやすく説明するところにあると思っている。しかしこの説明はいただけない。
つまり筆者の塚崎さんは円安のプラスマイナスとは「結局は往って来いで帳尻は合っているんだからそれでいいんじゃね?」という。しかしこれで読者が納得するとは思えない。
なぜかというとこの説明では「円安による企業の儲けは消費者が物価高を甘受することでバランスしている」といっているのと同じ。それで消費者が「なるほどはいそうですか」と納得できるはずがない。円安はマクロで見れば企業の利益を消費者の負担に付け替えているだけだという説明なのだから。
なるほど塚崎さんらしくすごくわかりやすい。しかし筆者の意図は円安の擁護にあるのだが?これではむしろ円安のいびつさのほうを強調することになっていやしまいか。そうわたしは思うのだが?
注目のコメント
ここだけ読むと、昔の日本が変だったと思える。
本来、株式会社は株主のものだから。
日本も普通の資本主義国家になったということなのかな…↓
「バブルの頃までの日本企業は「従業員の共同体」ということで儲かれば給料や賞与が増えていたのですが、最近では「企業は株主のもの」と考える経営者が多いので、昔のようにはならないのです」