2024/4/8

【コンサル業界】マッキンゼーに「大逆風」が吹き荒れる

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NewsPicksでは毎日、世界のトレンドの背景を追うシリーズを開始しています。月曜日は「Must Read(今週のビッグテーマ)」です。
昨年から、コンサル界の王者、マッキンゼーの「異変」が指摘されている。
新たなパートナーの指名を35%削減したり、従業員3000人に「懸念」の人事評価をしたり、上級職員に「昇進か、退職か」と圧力をかけたり──などなど、経営トップは再選したが激動が続く。
コンサル業界自体が肥大化しすぎたのではないか、との指摘も。その現状に迫ったレポートをお届けする。
INDEX
  • 130兆円市場。「野放し」だった業界
  • コンサルで「不祥事」が相次ぐ
  • 売上高14兆円。膨張するコンサル
  • シニアパートナーの年俸、最低1.5億円
  • 「無法地帯」のメンタリティー
  • サウジ、AI…。コンサル「次の稼ぎ場」

130兆円市場。「野放し」だった業界

マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアパートナーたちが、華やかな社内イベントに出席するためにソウルに集結したのは昨年10月のこと。