バイオ3Dプリンターで神経再生 26年にも実用化、京都大
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微細な組み立てができる3Dプリンターに細胞自体を搭載し、立体的に組織を組み立てて作られた「人工組織」は、神経を保護する形状を意図してつくられています。この組織を人体に埋め込むと、埋め込んだ部分から神経再生がされやすいことを京都大学の研究チームが医師主導治験で確認していました。
記事中の「企業治験」というのは、通常、単に「治験」または「臨床試験」と呼ばれています。通常は、製品化を目的として企業が医薬品や医療機器の研究開発、製品の企画立案し、医療機関に臨床業務を委託して製品化を試みます。
今回の「3Dプリンターで作られた人工組織」に関しては、初期の段階では成果が確立しておらず企業としてリスクをとることができないと考えたのだと思います。しかし、医師の要望が強く、医師主導治験として臨床試験をしたのだと思います。ただ、製品化に至るためには製造責任が伴うため、今回のように世界的に未発売の商品については、企業主導の臨床試験が必要になると理解しています。
「3Dプリンターで作った組織を移植 患者3人の知覚神経が回復 京都大学病院が治験」(京都新聞 2023年4月24日)
https://newspicks.com/news/8377677/?ref=user_1310166
注目のコメント
バイオ3Dプリンターってすごいですね。実用化レベルまで来ているとは知りませんでした。
生きた細胞や有機物を使い、3Dプリンターの積層造形技術を用いて、細胞を層に重ねていくことで、皮膚や骨や神経などの組織を作り出せるそうです。食品を3Dプリンターで…は知っていたけど、細胞までとは…!?
SF系の映画によくある「テレポーテーション」の逆再生みたいなイメージ?? 元は消えないけど…(^_^;
臓器も印刷(?)できてしまうのだろうか??興味津々!!