タクシーアプリ「S.RIDE」が「ライドシェア」に対応--東京23区などで4月から
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私はタクシーに乗る度に運転手さんにライドシェアの話を聞くようにしている。以下は私が聞いた話の一部である。
<タクシー運転手さんから聞いた話>
ほとんどの運転手はライドシェア解禁に大きな不満を持っている。ただでさえ生活が苦しい中でライドシェアをどうして解禁するのか。タクシーと同じ料金体系のライドシェアが本当にお客様にメリットがあるのか。
東京でタクシーが足りないのは限られた時期だけであり。最近は忘年会シーズンでも二次会にいかずに電車で帰る人も多い。それでもタクシーが足りない時は、短距離しか出ない場所にもタクシーを回すように協力している。
特に厳しい条件(タクシー会社での長年の乗務経験、個人としての10年もの無事故無違等)をクリアしてやっと個人タクシーになった人からすると、なぜド素人が簡単に参入できるのか理解できない。
日本交通の川鍋さんは、タクシー業界を代表して反対しているように見えるが、ライドシェアで自社の台数が増えれば会社は儲かる。苦しむのは従業員である。
私も本当に東京でライドシェアが必要なのか疑問に思う。
今はタクシーもGOアプリでいつでも呼べる。ダイナミックプライシングでもないライドシェアが本当に必要なのだろうか。
海外でライドシェアが人気なのは既存のタクシーに乗ると時に危険なこともあるからだ。私自身も海外でタクシーに乗って不当な料金を請求されたり、時には身の危険を感じた経験もある。
その点、日本のタクシーの品質は間違いなく世界一だと思う。私の知り合いの外国人も同じ意見だ。多くの国は乗客がタクシー運転手から被害を受けるが、日本では乗客がタクシー運転手を殴って金を奪う。こんな国は他にはあまりない。
私はライドシェア自体に反対しているわけではない。
特に移動難民が増えていく過疎地域はライドシェアを解禁する意味は大きい。自治体が料金の一部を補助すれば、高齢者の足の確保と住民の雇用対策にもなる。金をかけてオンデマンドバスのような新たな交通手段を導入するよりよっぽど効果的だと思う。
いずれにしても、パフォーマンス的にライドシェアを解禁するよりも、国民の目線で考えてほしい。そしてタクシー運転手さん国民であることを忘れないでほしい。デジタル化し、クラウドが一般化した現在、サービスの対応力は飛躍的に向上しています。
新しいルールを即座に反映する事ができ、結果的に社会を即変えていくことができる世界です。