英検準1級、教員には高いハードル 文科省調査
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日本人の英語教師の英語のレベルを上げるよりは、むしろ、英語教材の工夫とか、ネイティブの英語教師の人数を増やすことを考えるべきなのでは、という気がします。
英語力を測る適切な指標として、英検、TOEIC、TOEFLのどれを採用すべきかという議論もありますけど、TOEICはもちろん、TOEFLだって、英検だって、経験上、ある程度試験自体に馴れれば、英語力とは無関係に点数が上がっていくように思いました。そして、点数が上がっても、発音とかはやっぱり非ネイティブのままだと思いました。
すごい英語のうまい日本人だって、やっぱりネイティブとは筋肉・発声の構造が違う。たとえば、スピーキングというクラスを設けて、そのクラスだけはネイティブ教員に担当してもらうとか、発音は徹底的にネイティブの録音テープで練習させるとか。
日本人の英語教員は、むしろ、英語教材の活用やネイティブ教員と生徒とのコミュニケーションの補助など、英語ではなく指導力を磨く方が実効的な気がします。全国の公立中学・高校の英語教員のうち、英検準1級以上かそれに相当する資格を取得している割合⇒中学28.8%、高校55.4%。
とても低い・・・信じられないレベル。
もちろん、資格をとっていなくてもレベルの高い方はいると思います。資格があるからと言って実践的な英語が出来るとも限りません。しかし、英語が出来る人が試験を受ければ、このレベルはクリアできるはず。学校の先生は生徒に指導する立場ですから、試験など客観的な尺度で実力をクリアにしなければならないでしょう。
今後、一定期間中に英語資格が取ない英語教師は免許停止でも良いと思います。正直、英検準1級や、ましてやスピーキングの無いTOEICで730点あたりは勉強すれば、英語を教える程の人であれば取得できなければ、おかしいです。(注:だれもが730点とれないとおかしいという意味では無いので念のため。教える立場の人が、です)
小学校から英語が始まっていますが、こんなことで本当に英語が話せる人材が増えると文科省は考えているのでしょうか・・・英語なり外国語はすべからく、強制したからといって一定レベルに到達するとは思えません。特に日本のような言語環境では、日本語だけで一生が幸せに暮らせる訳ですから。英語が出来れば新しい可能性というのも十分分かります。
しかし、その前に外国語を使う仕事に就きたいとかのインセンティブが無いと外国語は身に付きません。そのインセンティブや外国への関心を広げるような教育の方が先決だと思います。現状のこのようなレベルの低い状態のまま、変な英語が教えられるとその方が害悪です。実践的な英語ができないのであれば、従来通り受験英語を徹底的に教えた方が私は良いと思います。
受験英語が日本人の英語力を阻害しているというのも変で、足りないのは外国語コミュニケーションのための気構えだけ。不完全でもへたくそでもわかり合おうとする気構えだけだと思います。それで訓練を積んでいけば、受験英語という高度な文法や構文能力があるので、ブレイクスルーが生まれるはずです。語学力と生徒への指導力は、それぞれ別のスキルである事は分かりますが流石にちょっと不安になる数字ですね。
公立中学校・高校では、そもそも授業を成立させる事自体が困難な学校もあり、語学力よりも指導力が求められる学校も多いという事情もあるかと。
それでも、教える先生ご自身の専門である英語では、せめて英検準1級(TOEFLiBT80点以上、TOEIC730点以上)はとってもらいたいですね。
>「全国の公立中学・高校の英語教員のうち、英検準1級以上かそれに相当する資格を取得しているのは中学で28.8%、高校で55.4%だったことが25日、文部科学省の2014年度英語教育調査で分かった。」