[東京 4日 ロイター] - 4日の株式市場で、花王が急騰している。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが4日、同社にマーケティングの改善を求め、主要な化粧品とスキンケアブランドの国際的な成長に重点を置くよう要請したと伝わり、手掛かりになっている。
株価は一時7%超高の6224円に上昇した。オアシスは、主要化粧品などの成長に重点を置いてマーケティングを改善させた場合、「花王の株価は1万円を超え、現在の株価水準から76%以上上昇する」との試算を示した。
[東京 4日 ロイター] - 4日の株式市場で、花王が急騰している。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが4日、同社にマーケティングの改善を求め、主要な化粧品とスキンケアブランドの国際的な成長に重点を置くよう要請したと伝わり、手掛かりになっている。
株価は一時7%超高の6224円に上昇した。オアシスは、主要化粧品などの成長に重点を置いてマーケティングを改善させた場合、「花王の株価は1万円を超え、現在の株価水準から76%以上上昇する」との試算を示した。
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ファンドが「国際的な成長に重点を置くよう要請した」だけで株価が上がるなんて謎ですね(笑)。まるでやればすぐできるのにやっていないかのように市場が捉えてるように見えますが、欧米で今からシェアアップさせるのも大変ですし、中国市場も資生堂が大苦戦してる通りです
ブランドの統廃合を手がけはじめて一年経つ花王にとって、こんな話は分かりきっている話だろう。花王は広告の費用対効果をよく考えているので、今後とんがった商品が出てくるのではないか。ただ、それが欧米とは限らない。
同社がマーケティング戦略に力を入れていないという感覚を持っていませんでしたが、アタックZEROをはじめとする日用消費財(FMCG: Fast Moving Consumer Goods)を主力商品とするメーカーとしてのイメージが強いです。
同社の「化粧品」カテゴリに目を向けると、ブランドの豊富さが際立っています。この点で、特定の投資ファンドがどの地域で、どのブランドやカテゴリの拡張を目指す戦略を提案しているのか、具体的な詳細についての言及があったか等は興味深いところです。
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