ウクライナ大統領、戦闘任務動員年齢を25歳に引き下げる法案に署名
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- 1ウクライナのゼレンスキー大統領が、戦闘任務に動員できる年齢を27歳から25歳に引き下げる法案に署名
- 2法案は昨年5月に議会で承認され、軍の戦闘力増強につながるとみられている
- 3ゼレンスキー大統領は、ロシア軍の新たな攻勢を警告し、兵役免除を受ける男性に新たな医療検査を義務づける法案にも署名した
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ウクライナ政府は、27歳から59歳までの男性を動員対象としてきました。
これが25歳から59歳までの男性に改められます。
ただし、18歳から60歳までの男性は国内にとどまっていることを義務づけられています。
なお、25歳から59歳までの男性でなくても志願はできます。女性も志願できます。
これまでウクライナ政府が何人を動員したのか、損害等の情報が公開されていないので、不明な点が多いです。
2022年2月のロシア軍侵攻時点のウクライナ軍はおよそ20万人、その後、動員兵を加えて、30万人くらいの状態が維持されています。
ゼレンスキー大統領はよく「100万人の兵士がいる」といいますが、これは動員候補の男性などを入れた数字でしょう。
ウクライナ軍は、「50万人の追加動員」を求めています。
動員対象の年齢を2歳下げただけでは、50万人の追加にはそれほど大きな足しにはならないでしょう。
空軍もほぼ使えず、戦車や砲も圧倒的劣勢であるウクライナ軍は、塹壕にこもってロシア軍を止めつつ、精鋭の突撃部隊でロシア軍を急襲して押し返すしかありません。
損耗の多い戦い方ですが、人数で補うしかない状況です。
ウクライナ軍、兵士50万人追加動員を提示 大統領「慎重に検討」
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5I4BBNUJXJPYRAQFZH5QAC6HOI-2023-12-19/