〈注目〉中国でスタバの売り上げが激減している理由。「安い中国」「中国発のデフレ」が世界を破壊する!?
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この以下内容部分に国の違いや出店戦略、拡大戦略の様々な学びが詰まっている。
『一方、中国の新興コーヒーチェーンはコーヒーで儲けることが目的ではない。「客を集め、その勢いを見てフランチャイズ加盟希望者を集め、規模を拡大する」というステージにあるので、赤字上等の大胆な値引きが可能だ。
消費者から見れば、赤字覚悟の価格戦略を行っている新興コーヒーチェーンの商品はお値段以上の価値がある。つまるコストパフォーマンスが良いとみることができる。高い値段を支払ってもスタバが提供する味、雰囲気、ブランド力などの“価値”を手に入れたいという客と、お値段以上のお得さがある新興コーヒーチェーンで良いという客とに分かれるわけだが、後者の数が増えているのが今の中国だ』
注目のコメント
寄稿しました。
日系自動車メーカーの中国市場での苦戦が伝えられていますが、ちょっと意外なことにスターバックスコーヒーも同じ苦境に立たされています。
外資系ブランドを苦しめる中国の市場構造について考えてみました。この先には生成AIによるナレッジワークの粗製濫造に起因する「知のデフレ」が待っている予感がします。すでにウェブトゥーンではその兆候が始まっている感があります。
設計図や事業計画といった従来は専門家頼りだった分野にも生成AIが進出するでしょう。これに中国の巨額マネーが投資されると、低品質な製品や事業が世界中で粗製濫造され、多産多死がさらに進んで世の中が混乱することを怖れます。日本の失われた30年が示す通り、デフレ下での節約志向や過剰貯蓄はすさまじいものがありますからね。
ただ、世界的なインフレ傾向の中ではむしろ中国発デフレは緩衝材になるかもしれませんね。