履歴書の長文化に採用担当者げんなり、スキル詰め込み過ぎは逆効果も
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確かに履歴書やLinkedinのような転職に使うSNSで検索に引っかかりやすいように人気キーワードを並べる、まるでマーケターのSEO対策のような人もチラホラ見受けられます。
ただ、本当に丁寧に求職者に向き合おうとする企業やリクルーターはそういうキーワードだけに騙されず、求職者が所属企業で具体的に何をしたのか、そしてそれはチームの功績なのか個人の貢献なのか。書き方が表面的なのか、具体的で説得力があるのか、などもじっくりと見た上で判断しています。
ましてや面接ではそういうところは明らかにしていくわけで。
キーワードを表面的にたくさん並べても、結局それで「ひっかかる」企業はたかが知れていると思った方がいいかも。しっかりと経歴を伝える努力は怠らず、でも過剰なキーワード羅列をしすぎない方が印象は良いように思います。
注目のコメント
自分自身は履歴書作成に概ね力を入れてきましたが、反対の採用の立場では極論、ほぼ参考にしていません。正確にいえば、
・過去の経歴で不審に思う点がないか
・(転職者の場合)今回のキャリアチェンジへの道筋に不自然さがないか
・(新卒社員の場合)志望動機をどこの会社でも使えそうに適当に書いていないか
のネガティブチェックに使うくらいです。
私も以前に比べて履歴書、日本の場合は正確に言えば職務経歴書が長くなっている印象があります。まだ勤務経験5-6年でA4で2枚分も書かれていても、数行見れば理解できる話のことが多いです。一部、紙ベースでなくなった弊害が出ているのかもしれませんね。
なお、本記事はアメリカの事情をベースにしているとみられ、英語の履歴書は日本語よりも一般的には長くなる傾向にはあります。従って、日本では勤務年数が短い人は、職務経歴書は1枚で凝縮した内容を書く努力をした方が、最終的に面接で自分の意見をまとめて伝えられることにつながりそうです。アメリカではAIによるスクリーニングに引っかかるための履歴書イタチごっこが始まったようです。日本でも見られるでしょうか。
面接の際の一つのプレゼン資料ですので、見やすさや読みやすさ・強調点などを工夫する必要があるでしょう。そうしたことを全く考えていない応募者の履歴書はは往々にして読みにくいものです。