住宅ローン、金利据え置き 大手4行、1行は下げ
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メガバンクの住宅ローン金利は大方の予想通り据え置きとなりました。これは、マイナス金利が導入された際に、住宅ローン金利の基準となっている短期プライムレートを引き下げなかったことが背景にあります。また、この経緯を踏まえ、当局からも一定のプレッシャーがあったのではないかと噂されています。
さて、記事には、最優遇金利について触れられていますが、こちらは金利環境もさることながら、競争環境の影響も大きいです。すなわち、ネット銀行等の動向によっては、今後も据え置かれる可能性はあります。
一方、既に借入中の方に影響があるのは、基準金利です。こちらが上昇した場合は、既存借入の金利も上昇することとなります。
ただし、多くの住宅ローンは、5年間は返済額を据え置く契約となっていることが多いため、金利が上昇しても急に返済額が上がることはありません。