【目撃】日本アニメはすでに「ハリウッド」に並んでいる
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ハリウッドで認められたという承認欲求を満たすだけでは、日本のアニメを卑下しすぎです。アニメは日本の経済成長に大きく寄与しています。ゲームや玩具など漫画のキャラクターの売り上げ世界トップ10には、日本からポケモン、キティ、アンパンマン、マリオ、少年ジャンプの5つが入っています。米国からはくまのプーさん、ミッキーマウス、スターウォーズなど4つです。英国からはハリーポッター1つだけです。日本は最多の5つ、しかも世界一位はポケモン、二位はキティです。日本のアニメから始まるキャラクタービジネスは既に世界一です。日本の先の5つのキャラクターの累計総収益額は3,020億ドル、約45兆円と巨額です。かつて日本は貿易立国と呼ばれました。日本には資源がないため、海外から資源やエネルギーを輸入し、加工して付加価値をつけて輸出することで経済発展してきました。しかし、最近は輸出する対象物が製造物からサービス輸出であるインバウンドやキャラクタービジネスへと変わっています。文化庁は、文化と産業・観光業等が一体となって新たな価値を創出する「文化経済戦略」を推し進めています。文化芸術産業の経済規模を文化GDPと呼び2015年の8.8兆円から2025年に18兆円とする目標を立てています。漫画は文化GDPの拡大に大いに寄与しているのです。
漫画も含めアニメのクォリティはすばらしいと思う一方、制作会社の労働環境を聞くと、とてもサステイナブルな気がしなくて心配です。そこが改善されて初めて「ハリウッドに並んだ」と言えるのではないでしょうか?
パトリックによる最新の寄稿です。訪れたセレブの豪華さはもちろんですが、配給やカルチャー面の観点からが、アニメが完全に「メインストリーム」となっていることを再確認させられます。
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