「メルカリ ハロ」の登録者数が100万人を突破、サービス開始から16日間で
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選択しているユーザー
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労働力不足の加速で、これまでとは違うプレーヤーが人材業にどんどん入っていっています。働く側としては選択肢が増えていいように見えますが、シーナ・アイエンガーがかつて示したように、選択肢の多さは「決められなさ」という問題も同時に発生させます。そしてそれは焦りとともに「自分探し」の迷路へとつながりがち。今後、日本の働き手の大きな実存的問題になるでしょう。
業界や企業としては、あまりに表面的な「自分らしい働き方」のキャッチフレーズ以上の仕掛けが必要になる所以です。最近アプリのタブに「はたらく」ができたので、今後の経済圏内での連携が楽しみです。タイミー経験者としては新規ユーザーに対して案件の種類が多いのはハロで、最初にどちらを使うか比較した時にハロは対象になると思います(案件種別はほぼ同様。強いていうならハロの方が変な就活インタビュー関連の仕事が少ない)。
一方、今まで積み上げてきたタイミーの評価を捨ててハロに移行するのはハードルが高いため、移行者は少ないかもしれません。メルカリ自体はヘビーユーザーなので、その評価が反映されればハロに移行しても良かったのですが、評価が完全に独立していたのが残念でした。”スポットワーク”という概念の民主化が始まったのかもしれない。
色んな観点から、いいなと思っている。
①社会という角度から
人口も減っていく中で、やっぱり今の水準を維持するのには人が足りない。
例えばドイツの空港では、到着後に荷物が非常になくなりやすいにもかかわらず、ピックアップするスペースには全然人がいない。でも、日本の空港だと、レーンに降りてきた荷物を整えてくれる係の人がいる。こういう気づかないどころに、今の日本なら人をはる余裕がまだあって、それで快適さが保たれている。
②働く人の角度から
また、働く側も知見が広がるし、世界を構成するサプライチェーンやバリューチェーンを体感する機会にもなる。ただし、キャリアや勉学等の軸があって、その軸を太くするために利用することが大切なようにも思う。(稼ぐことを主目的にすると、なんでもできる便利やになって、キャリアが積み重らない。
③企業の角度から
突発的に労働力を補いたくなっても、一回一回採用面接して、契約書巻いてたら、それだけでリソースがなくなってしまう。すこし割高でも、トータルで考えたら割安になるので、ありがたいはず。