(ブルームバーグ): ゴールドマン・サックス・グループはドル・円相場の予想を引き上げた。今後数カ月間は穏やかなマクロ環境が円の重しになるとみている。

カマクシャ・トリベディ氏らストラテジストは22日のリポートで、ドル・円相場は3カ月後、6カ後、12カ月後にそれぞれ1ドル=155円、150円、145円前後になると予測した。従来の予想は145円、142円、140円だった。22日は151円41銭で取引を終えた。

数日前には日本銀行が、マイナス金利政策を解除する一方で金融情勢は当面、緩和的な状態が続くことを示唆した。日銀の決定後、円は対ドルで1990年以来の安値付近に下落した。一方、米金融当局はなお今年3回の利下げを視野に入れている。

ストラテジストは「穏やかなマクロリスク環境は徐々に円の重荷になるだろう」と指摘。「インフレ鈍化に伴う慎重な米利下げが円を押し上げるとも考えていない」とし、どちらかといえば利下げが調整されるとの期待は、「安全資産としての円の魅力を高めることが多いリセッション(景気後退)リスクの確率を低下させている」と分析した。

原題:Goldman Revises Dollar-Yen Forecast Upward on Benign Macro Risks(抜粋)

 

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