2024/3/20

【爆速】メルカリ元幹部が3カ月で「ライドシェア起業」できた理由

NewsPicks 副編集長
グリー、メルカリを渡り歩いたスタートアップの“成長請負人”が、「ライドシェア」に目をつけた。
スマートフォン決済「メルペイ」を立ち上げ、2023年12月までメルカリの国内事業責任者だった青柳直樹氏。
メルカリ退職直後の2024年1月、自家用車で旅客運送を行うライドシェアサービスのスタートアップ「newmo(ニューモ)」を創業した。
起業の準備を始めたのは昨年9月頃。わずか3カ月ほどで起業にこぎつけ、今年秋には大阪でライドシェア事業を始める計画だ。
政府は今年4月からライドシェアを一部解禁する。ただし事業運営が認められているのは、タクシー会社のみだ。
newmoは既存のタクシー会社に出資して共同経営を行い、ライドシェアも並行して拡大する方針。2025年中に車両3000台、ドライバー1万人の規模を目指す。
実は青柳氏は、何年も前からライドシェア事業を構想していたという。これだけのスピード起業を実現できたのはなぜか。
NewsPicksが本人を訪ねると、緑のネクタイにスーツ姿で登場した。
INDEX
  • 7年前、起業寸前まで行った
  • 自らタクシー免許を取ってみた
  • メルカリで没頭、我に返った瞬間
  • いざ起業。7年前の仲間たちが集結
  • 「新しいタクシー会社」になる
  • 3カ月で揃えた経営チーム
  • 華やかなテック企業ではダメ

7年前、起業寸前まで行った

──緑のネクタイって、珍しいですね。