BPO〝お墨付き〟求めるテレビ局 議論を敬遠、自律なき放送に警鐘
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BPO、あまりにひどいのでシェアします。番組内のセクハラで被害をうけ、何度も申し入れたのに聞いてもらえず、心労で降板したフリーアナウンサーの方の申し立てです。「審理対象となったのは、あいテレビ(松山市)の深夜番組『鶴ツル』(令和4年3月終了)だ。番組では男性タレントと住職が、『バーのママ』という設定の女性フリーアナウンサーと飲酒しながら、台本のないトークを展開。3年3月放送の『総集編』では、出演者が女性に『○○ちゃんもなかなか床上手でしょ?』(平成28年6月)、『1日中欲しがってんだ。やっぱり○○ちゃんだよそれ』(同31年4月)と発言した場面が再放送された」これが地上波の放送で普通に流されていることに危機感を感じます。「あいテレビ側は、社会通念上許される範囲での下ネタは演出として妥当だったと反論。女性がブログで積極的に番組を紹介するなど「心から楽しんでいることがうかがえた」と主張」ということですが、番組の決定権を握る人たちに対して、フリーの立場はあまりにも弱いです。人権感覚、何がセクハラか、テレビの倫理が今問われています。東大の林香里教授はBPOを厳しく批判しています。
注目のコメント
日本は公権力による番組介入を控え、各局の番組審議会とBPOによる民間規律でしのいできました。うまく機能してきたと思います。が、20年もたてば局側がBPO頼みにしすぎるという面もあると。なるほど悩ましい。
何がハラスメントになるか分からず腫れ物を触るように部下に接する会社員と似た構図ですね。人に正解を決めてもらうのは楽ですが結局画一的な正解などないので各自が軸を決めてやっていくしかないんじゃないですかね。批判の中には的外れなものも多いのでどこまで許容するか考えながら決めていくしかないと思います。
まあ、記事中にある番組についてはキャスティングや番組内容だけで男目線の古臭い感覚が見えてしまいますが。