2024/3/18

【衝撃】1LDK10億円でも売れる、中国人富裕層の圧倒的資金力

NewsPicks編集部 記者
今、中国の富裕層たちが資産の国外脱出を急いでいる。行き先は、日本だ。
中国EC最大手、アリババの創業者であるジャック・マー氏。英紙フィナンシャル・タイムズが東京に長期滞在していることを報じたことは記憶に新しい。
不動産業界の関係者によれば、六本木の高級マンションの14階を1フロア丸ごと買い上げた。
(写真:ジャック・マー氏EPA=時事)
アリババに次ぐEC大手・京東集団(JD.com)の創業者も日本で不動産を購入。
香港最大の企業集団、長江実業グループの創設者で、世界の長者番付トップ10にも入ったことのある李嘉誠氏も、親族が日本に不動産の内見に来ているという。
こうした動きは日本だけでなく、シンガポールなど世界各地に広がりつつある。
景気の先行きが見えない中国を脱出する「チャイナマネー」。富裕層に限らず、中間層も動き出した。
一体何が起きているのか。NewsPicks編集部は関係者への取材を通して、「チャイナマネーの流出」の現場を追った。