2024/3/17

【教育】なぜ米国の小学生は「マインドセット」を学ぶのか?

NewsPicks編集部
本当に結果を出したければ、「勉強した感」にだまされてはいけない
科学的根拠に基づく最高の勉強法(KADOKAWA)」には、米国で医師として働く安川康介氏がたどり着いた「本当に効果的な勉強法」が数多く紹介されている。
しかしこの本、意外なことに最終章は勉強法ではなく「心・体・環境の整え方」という内容で締めくくられている。
勉強法ももちろん大事だが、勉強するに至る「マインド」を生み出すこともまた、同じくらい重要だからだ。
2児の父でもある安川氏。米国の小学校に通う自分の子どもを通して、勉強する「前段階」のマインドセットの重要性を痛感したという。
果たして、どのようなマインドセットを目の当たりにしたのか。日本の社会人も同じことを生活に落とし込めれば、勉強する心の余裕が生まれるかもしれない。

「距離の取り方」学ぶ娘

──今、安川さんはアメリカで臨床医として働かれています。日本とアメリカを比べた時、教育や勉強法の違いを感じることはありますでしょうか。