【直撃】ニトリが「暮らしの何でも屋」で追うアマゾンの背中
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Amazonは圧倒的に早く届き、楽天は圧倒的にポイント還元が大きいので、差別化をどうやっていくかが鍵ですね。 水漏れサービスは、差別化という意味でとても納得ですが、店頭で引き取りというサービスは、以前勤めていた企業でもやっていましたが、ニーズはかなり少ないです。
例えば、差別化のために、日本参入するのを躊躇している海外のインテリア雑貨ブランドはあり、とてもセンスが良いので、そういうブランドと卸しビジネスを始めて、ニトリのECで販売するのは可能性としてはありかなとも思います。ただし、ニトリという看板下での販売は、海外ブランドとマッチするケースは希少なため、サブブランド化も必要でしょう。
これまでの市場における成熟期から、さらに成長戦略を打ち出すのは、チャレンジなこと。これからのニトリの進化が楽しみです。ニトリは製造から販売、物流、システム開発、広告まで、内製化を進めて高い利益率を確保しています。今回、ニトリホールディングスCIOの武井直氏にマーケットプレイス参入の狙いを聞きました。マーケットプレイスでも内製化してきたインフラが強みになるようです。
ニトリホールディングスの白井俊之社長はニトリの物流網を構築してきた立役者ですし、今回取材をした武井氏も店長から情報システム、物流、グローバルサプライチェーンまで幅広い業務を経験してきた人物です。ニトリの強さは、業界や事業を知り尽くした経営陣が、個別最適ではなく全体最適の仕組みをつくってきたところにあるのだと感じました。
現在進めているEC刷新はアプリやECだけでなく、業務の効率化にも寄与しそうなので、そちらの動向にも注目しています。確かで配達だか修理だかで「家の中に入り込む」ことができ、例えば床の傷みへの提案をしている子会社があると聞いたことがあります。そうしたソフトな部分ー令和のナショナルのお店ーができるかどうかという気がします。以前同じようなアイデアを大塚久美子さんにしたことがありました。(手間がかかって単価が低いと思われたのか)スルーされました。