「預金がお宝に」 脱マイナス金利にらみ、大手銀行が獲得へ転換

コメント

選択しているユーザー

• 野﨑 浩成

  東洋大学 教授

  ・2024年03月13日

  銀行の預金金利は従来、市場金利の変化の4割程度しか動かしていませんでした。これを預金金利の追随率といいます。0.1％利上げで0.04％金利引き上げの感覚です。しかし、ネット銀行躍進、消費者のチェリーピック傾向もあり引きあがることは間違いないと思います。

注目のコメント

• 山岡 浩巳

  フューチャー株式会社 取締役兼フューチャー経済・金融研究所長

  ・2024年03月13日

  欧州大陸国の一部で導入されたマイナス金利政策の評判があまり芳しくなかったことを背景に、理論面でも「リバーサルレート」、すなわち、マイナス金利は金融仲介機能にむしろネガティブに働くのではないか、という議論があります。
  この報道のように、マイナス金利解除が金融機関の資金仲介行動を積極化させる面があるとすれば、それは理論面からも興味深い事象であるように感じました。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2024年03月13日

  ちなみに、我々の預金を元手に銀行が貸し出ししていると思われている方は、信用創造の理解が足りませんので、ぜひ再学習をお勧めします。
• 山邊 昌太郎

  一社）広島県観光連盟（HIT） チーフプロデューサー　兼　常務理事事業本部長

  ・2024年03月13日

  以前、少しまとまったお金が預金に入った時、それまで一切コンタクトのなかった銀行の営業マンが、金融商品の案内をしたいと電話してきた。
  ものすごく不快な思いをしたのと同時に、これは個人情報への不当な介入にならないのだろうか？と、ある種の気持ち悪さを感じた。
  
  預金したくらいで、「自分たちが囲い込んでる客だ」なんて思うのは、銀行の思い過ごし。この段階では単に預けてるだけ。囲い込むなんて、僭越甚だしい。と、僕は思う。
  
  本当に信頼して、運用までを任せるほど信頼されるには、それに値する価値を提供しないと。
  さて、銀行はいったい、何をしてくれるんだろうか？