【朗報】中年太りの仕組みが解明された
NewsPicks編集部
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注目のコメント
腹八分目を心がけましょう、という結論がシュールな記事。それは誰もが分かっています。
この記事を読んで、興味深かったのは、前半部分に引用されていた、このラットの研究とは直接関係ない厚労省のデータ(男女別の年齢階層別に見たBMI25超の人の分布)。
女性では加齢と肥満が比例関係にあるのに対し、男性では30代40代でピークとなり以降は加齢とともに肥満が減少している。つまり、図表のタイトル(年齢を重ねると太りやすくなる)と矛盾するデータが示されている。
男女の傾向の違いは顕著で、その原因を探るのが記事で本来やるべきこと、だという気もします。問題や原因が明らかになっても解決策が乏しい典型例。泣
「腹八分目とは言いますが、控えめな食生活でカロリーを摂取しすぎないということが大変大事です。」神経細胞から1本、ヒゲのように伸びている「一次繊毛」。
長さ0.01ミリ、この小さなアンテナが「太ってきた」というシグナルをチャッチして、代謝を高めたり、食欲を抑えたりして肥満に防止していることがわかりました。
逆に、加齢や食べ過ぎを重ねると、アンテナがどんどん短くなっていき、体が痩せにくくなっていくことが明らかになりました。
食べ過ぎの状態が続くと太るのは当然ですが、肥満を防ぐ仕組みまでもが衰えていき「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。
私自身、腹回りが気になり始めた今日このごろ、「お腹いっぱい」を卒業する時期が来ているのかもしれません。