AIスマホのデモで実感した「スマホアプリが消える」未来
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これは革新的。「UIのパーソナライズ化」という時代に入ってきたことを感じます。
これまでは、基本的に企業側がそれぞれ用意したアプリを立ち上げ、決まったUIに従って操作するのが当たり前でしたが、いちいちアプリを起動する必要もなく、ユーザーにパーソナライズされたUIが都度提案されるような世界になるのかもしれません。
そうすると、サービス提供企業とユーザーの間に、このDeutsche Telekomのような「UIベンダー」的なプレイヤーが多く誕生する機会も生まれてくるはずです。
ただ今の限界点は、記事にも「1分ほど待つと」とありますが、生成・推論までの時間がかなりかかることで、ChatGPTのようなテキスト情報のみでも出力までに処理時間を要しますし、画像・映像の生成にはさらに待ち時間が発生する状況で、リアルタイムとは言い難い感じではあります。
AIモデルそのものだけでなく半導体や通信速度の性能向上も大いに関わりますが、こうしたスマホのようなエッジ環境でもより早いレスポンスが可能になるような技術・環境が整うにつれ、私たちのデジタル体験は間違いなく向上していきそうです。最近 Apple が Spotify は Apple Store を使うことによって発展したのにそれに見合う支払いをしていない、という内容を目にしました。SNSでは Apple が App Store 以外の選択肢を与えない方針に問題がある、プラットフォームヤクザだ、という意見も少なくないみたいです。新しいアプリケーションのUI/UXの仕組みはこういう方面の問題も解消することになるのかな、などと思いました。
参照
「SpotifyはAppleに何も支払っていません」 Apple、EU競争法違反の決定受け名指しで非難
https://news.yahoo.co.jp/articles/3be595c52b37e6c51d70a4d394d573c6ccd3eb27#これはスゴい!未来感がありますね。
AIスマホとは
・複数アプリをAIを介して一体化
・タスクに応じてUIを動的に再構成
・タスク遂行をAIが伴走してサポート
が特長です。
これは小さなスマホ画面に最適化して目的達成を効率化する話です。フライト予約やレストラン予約のようなミクロな目的にはとても便利です。
ただし、複合的なタスクにはまだ使いづらいでしょう。いろいろ立ち寄る旅行計画や、多数の商品を買うスーパーでのショッピングです。いずれはスマートグラスの巨大スクリーンで自在に操作できるでしょう。