北陸応援割、予約開始=即日売り切れ続出―能登地震
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北陸応援割の経済効果は605億円と野村総合研究所が試算しています。現状では被害状況や受入環境によっては地域が受ける恩恵に大きな差が出そうです。特に旅館が全館休業している和倉温泉や火災被害が大きかった輪島などの復旧が困難な災害地域に対しては、売上を補填する給付金制度を手厚くすることも必要になると考えます。
観光需要の喚起で本当に北陸を真剣に支援するのならば、応援割による値引きよりも寄付金付きの割増料金で北陸を支援する「北陸応援増」を販売した方がもっと北陸を支援したい人たちが集まってくれそうです。交通費が半額だとしても、それ以上に地域に食・宿・タビナカなどあらゆるところでお金が落ちます。その先には、一次産業(農業漁業)、物流、リネン、クリーニングなど広がりもあります。
観光地の震災は復活するのに一定時間とお金がかかることは間違いありませんので、多面的に施策で盛り上げていく必要があるなとは常に思っています。旅行支援の枠組みはコロナ前にもあったのかもですが、少なくとも大々的にやったのは批判も多かったgotoキャンペーンで、単なる補助金よりも、割引によって旅行が増えれば関連消費が増える乗数効果がはたらく施策として効果があるという評価がされたということなんでしょうね