岸田首相、建設業を「新3Kに」 意見交換会で5%超の賃上げ要請
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覚えにくいし語呂が悪いですね。
新3K(給料がよく、休暇が取れ、希望が持てる産業)
なお、リクルートワークス研究所の最新調査では、建設職種は2030年で22.3万人、2040年で65.7万人労働人口の供給不足が予測されています。給与や労働状況をオープンにし、健全な人材流動化が促されることが大切だと考えます。どこの会社とは言いませんが、紳士協定で競合企業間での転職を禁止するみたいなことをやってるから一向に改善されないんです。
注目のコメント
適切な工期と請負金額で工事が締結できる環境が必要だと思います。
「公共工事だけでなく、民間工事も対象として」とありますが、公共事業でも採算が合わずに入札不調が多発していることを振りかえると、適切な予算・工期が組まれていない状況が多いのではないでしょうか。
ゼネコン側が儲けている印象があるかもしれませんが、実は大手5社では鹿島以外は非常に厳しい状況(下記記事のコメント参照)。
https://newspicks.com/news/9559479/?ref=user_110042
https://newspicks.com/news/9408367/?ref=user_110042
人件費や資材費コストの上昇についていけない発注者側の状況にも、問題があると個人的には考えています。
同時に、建築業界にも問題は多いと考えています。
工事管理の能力不足によるミスが近年多発している印象。
人事不足もあるでしょうが、きちんと人材を育てられない環境と、そのために業界への就職を避けている人も多いでしょう。
また、今後は収益の上がる案件を選択して受注できるよう、そして多重な請負構造の解消など、業界再編をもっと進める必要があるように感じます。
これまで発注者に言われれば多少の無理は何とか解決してきました。
ただ一度無理が通ると、いつの間にかそれがスタンダードになってしまっている。
薄利で厳しい受注をし、競合と競う状況は何とも歯がゆい。そのためにどうするか、が残念ながら見えて来ない。
休暇と賃金という飴だけではちょっと表面的。建設業を解像度を上げて分析し、何に取り組む産業にするかという魅力をますことをしなければ、言葉遊びになりかねないと危惧します。
(下記、五百旗頭先生の評価があまりにも的確なので、参考に貼っておきます)
https://mainichi.jp/articles/20240307/k00/00m/040/112000c
「言葉がない。ワードポリティクス(言力政治)がない」というくだり。