日銀の3月か4月のマイナス金利解除、一部の政府関係者が容認姿勢
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利上げしても実質金利はマイナスなので、景気をサポートすることに変わりはない、という考え方です。私もこれそのものは正しい考え方だと思います。ちなみに、1/22の政策決定会合は無風に終わりました。ところがこの日に日銀が開催したオフレコの金融機関向け説明会で、3月か4月に0.2%利上げするという通告があったとのことです。無風だったことの詳細な説明かと思って集まった金融機関関係者は、全く違う説明に腰を抜かして驚いたようです。そして、その通りの展開になっています。
岸田政権としては、政府と日銀が一体となって遂にデフレ脱却、物価安定目標達成を成し遂げた、と宣言することにより、一歩前に進める空気を打ち出してたいというねらいだと想像します。「容認」ではなく「催促」が正しいのではないでしょうか。