米地銀NYCBが10億ドル増資 CEOは交代、株価乱高下
日本経済新聞
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注目のコメント
NYCB<NYCB>が急落から一転上昇。
増資の報道があり急落していましたが、トランプ政権で財務長官を務めたムニューシン氏のリバティ・ストラテジック・キャピタルが主導する10億ドル以上の増資計画を発表。
また、オッティング元通貨監督庁(OCC)長官をCEOに指名したこともあり、一気に買い戻されています。
一時1.70ドルまで40%超急落していましたが、3ドル台半ばに戻しています。
商業用不動産による米国地銀経営懸念は、需要低下と高金利と言う構造的な問題であり簡単では無さそうです。別の記事へのコメントでも書きましたが、トランプ前大頭領がスーパーチューズデーで圧勝した直後に、トランプ政権の忠実な腹心であったムニューシン前財務長官が、集合住宅向け不動産ローンで経営不振に陥ったNYCB再建のための資本投入をするなんて、偶然でしょうか。
日本であれば、トランプがニューヨークに所有する不動産を通じた裏金還流疑惑とか、猟官運動とか、週刊誌が報じそうなフェイクニュースのネタですね。
短期間で2回もCEOが交替させられているところをみますと、集合住宅用不動産ローン(商業用不動産ローンの割合よりも大きい)の問題に加えて、審査体制や経営のあり方自体に問題があった特殊な事例なのかもしれません
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