【対決】グーグルを追え。伏兵マイクロソフトが「広告」で大攻勢
NewsPicks編集部
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次から次にサービス名称が変わるので、どれがどんな機能なのかわからなくなってしまいます。それくらい猛スピードで変革を進めているMicrosoft。GAFAを抜いて、当面はダントツのトップを走り続けるのではないでしょうか。
それにしても、ハードウェアにこだわるAppleは冴えない。GAFAからMAGMAへ、IT巨人の呼び名が変わる。クラウドやOfficeのイメージが強いマイクロソフトですが、実は「広告」ビジネスも年間1兆円を超える事業に成長。検索エンジンのシェアもじわりと上がり、グーグルを攻め立てています。
一方でChatGPTなど生成AIが「検索」の市場を破壊するともいわれます。人々がどんどんAIチャットを使うようになるという予測です。これは実は、マイクロソフトに有利。なぜならCopilotがあるから。
それだけではありません。広告を伸ばすアマゾンに対抗したり、ネットフリックスを助けてみたり、マイクロソフトの広告にはいろいろな顔があります。業界の新(?)勢力としては、注目に値するのではないでしょうか。検索のシェアを1%でも増やせば、20億ドルもの収入につながるというのはまさにその通り。伸びしろしかないと思います。特に、BingChatはユーザーの検索導線慣習を変化させるきっかけになりえます。リテールメディアはAmazonとの差別化を明確に打ち出せるので、今後の展開に注目しています。