2024/3/6

【盲点】副業で収入UPを狙う人が知っておくべき「3つのリアル」

NewsPicks 副編集長
「転職とカネ」特集では、1週間にわたり、転職と「収入アップ」の関係を読み解いてきた。
この最終話でフィーチャーするのは「副業」だ。
収入アップ、もしくは収入アップにつながる成長機会や経験を求めて、副業にチャレンジする人は少なくない。
リクルート社の「兼業・副業に関する動向調査2022」によると、就業者の約2人に1人は副業する意向があるという。
副業を認める制度が自社にあるという企業も、過去数年で増加傾向だ(2022年で51.8%)。
そんななか、副業ができることが決め手になって、転職先を選ぶ人も増えつつある。
もっとも、現実はそう甘くない。実際に副業を実施している人の割合は、過去数年間で、10%を切り続けているからだ。
「副業OK」をうたう企業が増えているのに、副業の実施者は増えない──その背景には、どんな事情があるのか。
本記事では、社員クチコミサイト・OpenWorkの投稿を参照しながら、副業の実態に詳しい、同社の鈴木亮裕さんの解説を交えて「副業OKのリアル」を見ていこう。
INDEX
  • もはや「副業OK」は福利厚生
  • ①「副業OK」には4パターンある
  • ②「副業成功」には原資が必要
  • ③「副業解禁」を待つ必要なし