米、自国民にハイチから退避を呼びかけ 治安悪化で非常事態宣言
コメント
注目のコメント
米国人がそんなにハイチにいるのかというと、まずハイチ系米国人というのが120万人います。
ハイチ人は、金のある人間から国外へ逃げていて、目指す先は何といっても米国です。
きょうも、ブラジルやチリに渡って、そこから徒歩でパナマ、メキシコを経由して米国に密入国しようというハイチ人は、何千人もいます。これは、あまり金が無いけど米国に行きたいハイチ人です。
一度米国籍を取ったら、ハイチに里帰りをするハイチ系米国人もいます。
ハイチにいる米国人というのは、ほぼハイチ系米国人でしょう。
脱出といっても、空港はギャング連合「共生連合」の首領、バーベキューの一味が占拠しています。ハイチ軍と警察が奪回しようとして戦闘中ですが。
陸路でドミニカ共和国へ行くのも、どこで追いはぎが出るかわからないので、やめておいた方がむしろ安全でしょう。2010年の大地震以来、ガバナンスも安定せず、治安の悪化が続くハイチ。いよいよ限界を超えつつある。グローバルサウスの国々に取って、ガバナンス能力の欠如と治安悪化は大きな問題。
ハイチは1804年に独立以来、旧宗主国のフランスから押し付けられた巨額の賠償金、アメリカの干渉、過去の暴政や失政、ハリケーンや大地震の被害と、本当に「踏んだり蹴ったり」続きの国です。今も外務省の危険情報は全土「退避勧告」のままです。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_255.html#ad-image-0