男女間の格差解消で世界のGDPを20%超引き上げ可能=世銀
AI要約
- 1女性の就労や起業を阻害する差別的な法律や慣行を撤廃すれば、世界の国内総生産を20%超押し上げることが可能との見解を示した
- 2報告書は、女性に認められている法的権利は平均で男性の64%に過ぎず、女性が直面する障害や法的な保護が不足していることを指摘した
- 3世界190カ国を対象に女性を保護するための法律の実施状況を初めて評価し、政策と実践の間に「衝撃的な」ギャップがあると指摘し、各国政府への具体的な勧告を盛り込んでいる
コメント
注目のコメント
男女格差なくなれば、世界の人々皆が豊かになるということでしょうか?
男女の機会、法的、賃金格差があるのはおかしい、なくそう。
女の目標は、男のように働くことではないはず。自分らしく、自分のやりたいことを追求し、心豊かに生きられる社会を創ろう!格差是正により、社会の縁にいた女性があらゆる分野に参加していくことで、新しい社会のあり方が見えてくることを期待している。
男女格差がなくなり豊かになっても、経済や地域など他の格差に反映されないように。日本でも2022年から男女間賃金格差の公表が義務付けられたり、メルカリが社内の賃金格差について公表するなどの動きがようやくはじまっていますが、OECD加盟国の平均より2倍の格差があり、依然として賃金格差が大きい状況が続いています。
背景には働く女性の55%を占める非正規雇用比率などの問題がありますが、共働き前提世代の20代〜30代で、パートナーの女性の賃金をあげたいと思っている男性は多く、賃金格差はもはや女性の問題ではなく、一緒に生きていく男性も当事者となる課題になってきており、賃金格差解消がこのように経済合理性も伴うということのコンセンサスづくりが急がれるように思います。真の男女間の機会均等を提供している国はないという現実。まずは機会の平等を!
私ですら、重要な役割を任せる際(無意識に)男性陣から選ぼうとして、ハッとする時がある。機会が平等に与えられないとすると、その経験の積み重ねがキャリアとなり、結果としてポジションに反映されて、賃金差が生まれる。
逆に、機会が平等に与えられていての結果としての賃金差は格差ではないと思います。