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時事通信社
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  • 辛坊 正記
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    かつて60~70%のインフレが常態化していたトルコですが、2000代に入ってそれなりの落ち着きをみせ始め、2016年ころまで一桁台が続いていました。金利を否定するイスラム教の教えのせいかどうかは分かりませんが、利下げがインフレを抑制するという独特の見解を持つエルドアン大統領が極右勢力と組んで行政府大統領制を確立したころから再びインフレ率が高まり始め、エルドアン大統領同様型破りな見解を持つ元銀行家のカヴォチュオール氏が2021年にトルコ中銀の総裁に就いてインフレ圧力が高まる中で金利を据え置き更には利下げを開始したことで、インフレ率は70%台まで高まりました。
    2023年にエルカン総裁が就任すると一転して利上げが始まりましたが、同年6月の8.5%から15%への初回の利上げは市場の予想を下回って不十分だと評価され、リラ安が更に進んでいます。その後「8会合連続で金融引き締めを積極的に進めてきた」わけですが、その程度ではインフレはさして収まらず、今年1月も前年同月比64.86%上昇しています。そんな中、今年2月に就任したカラハン氏が金利の据え置きを決めたわけですね・・・ 国民が慣れて高インフレと通貨安が全て織り込まれて経済が回って行くならそれはそれでなんとかなるといえばなるわけですが、カラハン氏はエルカン総裁同様エルドアン大統領の哲学に反する形で利上げしてインフレ退治に乗り出すことが出来るのか、それとも前々任のカヴォチュオール総裁同様インフレ下の利下げに踏み切る独特の政策に戻るのか。新たな興味が湧いて来る・・・ そんなトルコのリラではありますが、昨年末(1円が0.21リラ)から直近の2月23日(1円が0.21リラ)までに関する限り、寧ろ円安になっているのが笑いごとではないけれど面白い (^^;


  • 内田 稔
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    高千穂大学 教授・国際金融論

    トルコの最新のインフレ率は約65%ですから、金利からインフレを差し引いた実質金利は▲20%です。これは、表面的に見えている金利が45%と高くても、実際にはかなりの金融緩和状態にあることを意味しています。この為、インフレはなかなか止まらないでしょう。但し、トルコリラに対するドル相場、トルコの主要株価指数は、インフレ以上に上昇しています。つまり、教科書通りにインフレヘッジとして、トルコの居住者がドル預金とトルコの株式に投資をしていれば、見事にインフレをヘッジすることができている計算となります。トルコを取り巻く環境は、学生にインフレとそのヘッジ、名目と実質金利の違いなどを教える絶好の教材です。
    (追記)日銀の正常化がマイナス金利の解除程度にとどまり、実質金利がマイナスのまま放置する場合、程度こそ違いますが状況はこのトルコと同じです。日経平均の上昇、ドル高円安と起きている現象も同様です。


  • 木下 智博
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    追手門学院大学 経済学部 教授 兼 経営・経済研究科 教授

    2月初旬にエルカン総裁が辞任したばかりですよね。


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