[ブリュッセル 11日 ロイター] - ユーロ創設の父の一人とされる、アレクサンドル・ラムファルシー氏が9日、死去した。享年86歳。ベルギーのメディアが11日伝えた。

ラムファルシー氏は、ハンガリー生まれ。第2次世界大戦後にハンガリーを離れ、ベルギー市民となった。

欧州中央銀行(ECB)の前身である欧州通貨機構(EMI)の総裁を務めた。欧州連合(EU)の金融サービス規制の整備を目指す「ラムファルシー・プロセス」の策定を主導したことで知られる。