岸田内閣支持率、最低14％ 不支持率82％ 毎日新聞世論調査
コメント
選択しているユーザー
岸田内閣の支持率が全体としてかなり低水準なのは確実だが、この調査については調査方法が特殊で、過去のデータを見ても他社調査とはかなりトレンドや傾向が異なる点にはくれぐれも留意したい。
記事では「不支持率が80%を超えるのは1947年以来初めて」とあるが、調査主体が同じでも調査方法がまるっきり異なるので連続して比較できるようなものでは全くない。世論調査は調査手法（郵送、面談、電話、SMS、ネット、その他のどれか？）、質問の文章や選択肢、聞き方（重ね聞きの有無等）などで数字はいくらでも変わってくる。
注目のコメント
4月の３つの補選が当面ポイントですね。短期的には政倫審での説明を自民党として出来るか、総理が総裁として仕切れるか。
今月から来月にかけては国民の納税意識が高まるタイミングでもあり、裏ガネの使途の説明に納得感が得られるか。私的な使い方はないか…お金に色はないと言われますが、所得かどうかの精査は最も関心あるところだと思います。毎日新聞の世論調査、不支持率の高さや、自民党と立憲民主党の支持率が16%で並んだことが話題になっています。個人的に違和感が強かったのが「支持政党はない」と答えた無党派層は28％（同27％）と、他社の調査に比べると非常に少ない点です。
同時期に実施された読売新聞の世論調査だと無党派層が52%でした。
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20240218-OYT1T50089/
NHKなど他社の調査でもここ数ヶ月の傾向は野党の支持率は上がらず、無党派層が増えています。しかし毎日新聞の世論調査では野党の支持率が大きく上昇し、無党派層が横ばいという独自の傾向を示しています。調査手法や設問、回答選択肢などで変わるとはいえ、ここまでの乖離は珍しいですね。
なお、記事の最後に調査手法についても明記がありましたので引用しておきます。
ーー以下引用ーー
調査は、携帯電話のショートメッセージサービス（SMS）機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯453件・固定571件の有効回答を得た。固定については、能登半島地震で大きな被害が出ている石川県の一部地域を調査対象から外した。
