ルネサス、ソフトウエア会社アルティウム買収で合意－約8900億円

コメント

選択しているユーザー

• 村井 誠

  株式会社アダコテック COO

  ・2024年02月15日

  半導体メーカー側からデバイスモデルとPCB設計環境がセットで提供され、かつルネサス製品を使ったリファレンスデザインに容易にアクセス可能になるのかなと思いました。
  ユーザーからするとユーザビリティは大きく向上しそうですし、ルネサスとしては単品ではなく複数デバイスのセット売りがしやすくなることが狙いですかね。

注目のコメント

• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2024年02月15日

  ルネサスはM&Aが成長戦略の根幹で、これまでハズレが少ない印象です。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2024年02月15日

  かなり思い切った買収という印象。
  プレミアムは34％とのことだが、そもそも売上が約400億円ほどの企業で、時価総額が元々6000億円ほどで今回が9000億円弱。また半導体ではなく周辺領域での買収。村井さんがコメントされているようにリファレンスデザインを取れると強そう（有難うございます！）。だが、一方で現在はこういった独立企業があることを考えるとその一帯の必然性があるのか。
  リリースを見ると、電子ゴミ（e-waste）という電子機器・電子部品からのゴミやそのリサイクルに関する規制が強まっていく中での動きにも見える。ただ、それだけでこんなに高いバリュエーションに元々あったのもなぜだろう？
  半導体の設計ソフト（EDA）だとSynopsys・Cadence・Mentorの3社の寡占市場だが、PCB（回路基板）だとどうなのだろう？