初診料90円、再診料40円上昇 医療者賃上げへ診療報酬改定
コメント
注目のコメント
日本では、労働組合が交渉やストライキをして適正な給料を求める動きが行われてこなかった事や、終身雇用が一般的な文化となっていたため、雇用主に力が偏る経済構造をしています。
OECDによると、日本の医療従事者の給料はここ30年間ほとんど上がっておらず、先進国の中では珍しい環境に置かれています。
診療報酬の改定と、その分を医療従事者の給料に充てるという考え方はいわば当たり前の動きであり、この改定によって実際に医療従事者の給料が上がったのかまでを追う必要があります。引き続き進めて頂きたい所です。
ICTを整備すると加算が取れるというやり方は、医療DXの普及を促す良い方策だと思います。医療DXによる効率化を進めつつ、給料を高めていただき、責任や労働量の大きい医療従事者の生活を安心させて頂きたいと思います。少子化対策の財源として、社会保障分野の歳出改革が議論されるなかでの決定。政府は「実質的な負担を発生させない」と言っている一方で、こうした改定を実施。政府の言い分は想像つきますが、国民が納得できるか厳しくただしていく必要があります。
医療費無料で公的保険制度の無いイギリスの医療費の対 GDP比は日本よりも低く、 6%程度である。日本は、8%と高い。それなら、イギリスと同様に医療無償化にした方がいいのではと思う。
初診料など公的サービスの費用はGDPで考える方が普通だし、GDPが下がれば、国会議員の歳費や公務員の給与にも反映するのが正しいと思える。