米CPI、コア指数が8カ月ぶり大幅上昇-利下げ期待に冷や水
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サプライズの上昇となりましたがその大部分は家賃でした。統計では家賃は2つに分類されています。1つは実施に支払う家賃で、こちらは元々上がっていなかったために下がらなくなっています。しかも、今頃になってutilities(管理費、光熱費、水道代、修繕費)が上がっています。もう1つは帰属家賃で、これは持ち家を持つ人が自分で自分に家賃を払うかのように計算します。こっちは大きく下がっています。前者の実際の家賃は、元々あまり上がっていなかったがために下がりにくく、ウエイトも高いため、一時的なものではないとの見方が出ています。利下げ期待は大きく後退、10年国債金利は4.37%から4.48%まで上昇しました。