医師の長時間労働、42病院に労基署が是正勧告…「働き方改革」対応に遅れ(読売新聞オンライン)
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4月から、医師の働き方改革が厳格化されます。
多くの2次病院では、夜間や休日は『宿直』となります。
以下の条件を満たす必要があります。
・通常の勤務時間から完全に解放された後のもの
・宿日直中に従事する業務は、一般の宿日直業務以外には、特殊な措置を必要としない軽度または短時間の業務に限る(救急患者の診療など通常同様の業務が発生したとしても、稀であること)
・一般の宿日直の許可の条件を満たしている
・宿直の場合は十分な睡眠がとりうること等の条件を満たしている
https://journal.epigno.jp/reform-of-physician-work-style-permits-and-applications
『大きな病院だから大丈夫』ではありません。
宿日直許可ですら、宿直が最大限できる医師9名がいる必要があります。すなわち、小児科医が宿直を毎日するためには『屈強な小児科医9名』が必要です。さらに、当直医として稼働するためには『屈強な小児科医20名』が必要です。
現状、過重労働の元に医療が維持されている実態がありますので、どんなに制度をいじったとしても、一般の過重労働基準にあわせると無理がでてきます。(多くの勤務医が過重労働である実態は続いた上であっても)医療の質は下がらざるを得ないのだろうと思っています。