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15日は「春一番」が吹くか? 各地域の発表条件は?(気象予報士 牧 良幸)

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注目のコメント

  • 今井 明子
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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    確かに吹きそうな感じです。地方によって基準はさまざまですが…。春一番になるかどうかは別として、一気に春らしい気温になりそうなので服装には気をつけたほうがよさそうです。


  • 谷村 研人
    国内航空会社 気象予報士

    現在九州付近まで大陸から移動性高気圧が進んできていますが、これが14日にかけて太平洋へ抜けていく過程で日本付近には暖かい空気が入りやすい状況となっており、関東から北ではそもそも風もやや強い状況となりそうです。そのようなところに15日に日本海で低気圧が発生し、三陸沖で発達する見込みで、15日日中は九州から関東にかけては南風が特に強くなる見込みです(気温も九州から東北にかけて季節外れの暖かさとなりそうです)。

    このテーブルにある基準を上回るかは微妙な部分もありますが、南風が強く、気温が上昇し、日本海に低気圧があるということで、条件としてはそろっている形ですので、春一番となることは大いにあり得る状況です。仮に春一番と認められずとも、南風が吹いて気温が上昇する状況ですので、特に花粉が本格的に飛び始めることになりそうです。

    そもそも春一番は、江戸時代末期に長崎県の壱岐で、強い南風が吹き漁船が大量に難破した事故に由来しており、春先は強い南風が吹くことがあるから注意が必要だという意味で使われていた言葉です。時期はやや後ろにずれますが、4月から5月にかけて日本海などで低気圧が猛烈に発達することがあり、やはり漁船の集団遭難が発生したことから気象関係者でメイストームと呼ばれる言葉もあります。冬の時期は強いシベリア高気圧があるため日本付近では低気圧が強く発達することが少ないのですが、春先になると低気圧は遠慮なく発達するようになるため、そうした季節に変わってきたよという号令ともいえるようなものです。

    今回の低気圧が通過した後はいったん寒気が入り、その後はまた数日で暖気が入る見込みとなっています。春先の定番ではありますが寒暖の差が大きい状態が続きますので花粉症対策も含めて体調管理にはお気を付けください。


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