2024/2/13

【2分で学ぶ】ローソンTOB「商事・KDDI連合」は勝てるのか?

NewsPicks 編集部記者
「小売り」と「通信」という、異業種の協業は功を奏するのか。
2月6日、KDDIが4900億円超を投じて、ローソンへの株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。
今後はKDDIと、もともとローソンの親会社だった三菱商事がローソン株を50%ずつ持ち合い、ローソンは上場廃止となる。
ローソンの竹増貞信社長は、TOB発表時の記者会見で「あの」ビッグテック企業群の名前を出してこう述べた。
社内に対しては「グローバル・リアルテック・コンビニエンス」について、「その先にあるのはGAFALだ」「アジアのGAFALになるぞ」と公言しているし、そこを目指して頑張りたい。
店舗数ではセブンイレブン、ファミリーマートに次いでコンビニ業界3番手のローソン。
テックとの融合を足がかりに、業界を牽引する立ち位置、ひいては「GAFAL」にまで上り詰めることはできるのだろうか。
三菱商事、ローソン、KDDIそれぞれの視点からまとめてみる。
INDEX
  • 商事が「デッドロック」より選んだこと
  • ローソンの悲願?「リテールテック」
  • 「KDDI経済圏」で得られる効果
  • 問われる「激戦時代のサバイブ術」