ウクライナ敗戦で1千万人避難も 独紙報道「最悪のシナリオ」
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人口4300万人のウクライナでは、現在600万人ほどが外国に逃れています。もともと、常時数百万人が出稼ぎに出ている国ではあります。
ウクライナが敗北して、合計1500万人ほどがヨーロッパ諸国に逃れたとして、ウクライナ政府はEU内で亡命政権をつくるでしょう。
亡命政権になっても、兵士になれるウクライナ人は数十万人はいるでしょうから、国土奪還を目指してもおかしくはないでしょう。
そうなると、ドイツをはじめ、EU諸国は支援せざるをえないでしょう。
ロシアはウクライナで勝利した場合、さらに西に進むでしょう。
モルドバはともかくとして、バルト3国に攻めてくれば、同じNATO加盟国なので、ドイツはロシアと戦わざるをえません。
英国は参戦してくれるでしょうが、米国が当てにならない場合もありえます。いずれにしてもドイツが中心になります。
こういったケースを考えると、5年後に準備できているのでは間に合わないかもしれず、ウクライナへの支援も含めて、戦時経済体制への移行は今年からしていかざるをえないでしょう。