行列ができているのに「待ち時間0分」 飲食店でファストパスは広がるのか
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注目のコメント
新しい試みでもあるので、手探りな部分はありますが、我々のサービスは、消費者にとっても欲しいサービスでありつつ、飲食店にも貢献できるものであるべき、という理念に基づいて開発しています。
少し補足をさせてください。
■飲食店が値上げすれば良いだけでは?
単純に値上げをするのとは異なります。行列ができない程度にフル稼働させる絶妙な価格設定は、かなり難易度が高い気がします。
消費者目線からは、時間の有効活用や、予約による確実性に対する対価なんだと思います。例えば、飛行機の主目的は「移動」。ファーストクラスでもエコノミークラスでも、その主目的はどちらも満たされるけど、快適さにお金を払っていますよね?ラーメン店も主目的はラーメンを食べることですが、対価を支払うことで並び時間や不確実性をなくす、という選択肢を得られるようになります。
■お店が無駄な出費を負担することになるのでは?
手数料はお店と弊社でレベニューシェアしているので、お店の負担は軽い、もしくはほとんどありません。お店の負担が大きくなりそうだ、と弊社が判断した場合は、率直にお伝えする方針です。また、行列整理の人件費を削減し、近隣やゲストとのトラブル回避にもつながるだけでなく、予約制にすることで、顧客のリピート率など経営判断に資するデータを容易に入手できるようになります。
■横入りされたと不満を抱くお客様を生む
某テーマパークでも同様なのではないでしょうか。システムの周知をしっかり行うことで、新しい選択肢があることを知ってもらう必要性はあると思います。
または、運用の工夫もあると思います。「銀座 八五」様のように、午前は並びで、午後は予約制、などの運用であれば、午後「横入りされた」と感じる人は皆無になります。
最後に
日本は人口が減少に転じて高齢化が進んでいます。日本人客だけでは、日本の外食市場は理論上縮小して行きます。素晴らしい日本の食文化の維持、発展のために、海外の方にも利用してもらうことは必要不可欠です。
テーブルチェック ファストパスは、日本の食文化を国内外問わず広めていく一つの手段だと考えています。あくまでも飲食店とゲストにとっての新しい選択肢として受け止めていただければと思っています。
色々なご意見を参考に、お店、ゲスト双方にとってメリットのあるサービスに進化させていきたいと思います。ホリエモン氏もよく言っているが、行列ができるというのは質や需要の多さ対して価格が安すぎるということであり、経済合理性だけで言えば単に値上げすれば良いということですが、安い金額で多くの人に食べてもらいたい(最近だと金額上げていくと外国人ばかりになっちゃうが日本人にも食べてほしい、なのかも)という店側の人も多いのでその葛藤ですよね
最近は流石に「1000円の壁」は超えていくラーメン屋さんも増えましたが、海外で1杯3000円で食べてる人達からすればあり得ない安さでしょう
結局500円なりの「予約料」の何割かはテーブルチェックに流出しちゃうわけで勿体ない気もします
ただ、ユーザーからすればウーバーで頼めば2-3割増になることにも慣れてきている中では、数百円で確実に食べられるなら良いと考える人は多そうであっという間に枠が埋まりそう
1000円くらいでもいけるところもありそうな気はします