盛山氏、旧統一系会合を追加報告 推薦「正直記憶にない」と強調
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こんな言い訳を許してはいけないし、許されることもないでしょう。そもそもが重大な利益相反であり、企業なら一発退場即アウトです。加えて「覚えていない」で通る社会にしてはなりません。自民党の立場からみても、早く更迭しないと盛山氏はどんどん傷が深くなり再起不能になります。何より政権へのダメージは取り返しがつかなくなります。危機管理の一番下手な姿を長々と見させられているようで、気が滅入ります。
もし仮に盛山大臣が、選挙で支援を受けていたからと、旧統一教会に対して解散命令の請求を出さない、被害者救済のための法律も成立させない、となっていたら大問題です。もしそうだったなら、マスコミは徹底的に追求すべきでしょうし、盛山大臣は辞任するべきだと思います。
しかし、そんなことはありません。実際は岸田政権下において、盛山大臣は解散命令の請求も行い、被害者救済のための法律も成立しています。
もちろん、内容をよく読まずに署名をしていたとすれば、軽率な行為だと思います。「記憶にない」という説明は嘘をついている印象を与えますし、実際のところどうだったのかはわかりません。ただ実際に衆議院小選挙区において、自民党の公認候補であれば100を超える団体から推薦を受ける場合があり、きちんと管理できていない事務所も存在します。特に、小選挙区でなかなか勝てない候補者は、推薦団体や後援会名簿の管理がしっかりできていない傾向があるため、個人的には、さもありなんという印象を持ちました。
今になって、2021年の衆院選時の話が出てきたことに、情報の出所がどこなのか、どういった意図で報道されているのかには一定の留意が必要だと思います。