「いくら食べても『あたらない牡蠣』」はいかにして誕生したのかノロウィルス騒動で「どん底」を味わった社長が這い上がるまで
コメント
注目のコメント
私もカキに当たってから、生食は避けています。
1つ1つは成分検査などしていないので、食品の安全性に絶対はないというのが前提で、人間はそのリスクとうまく付き合って生活をしているのです。完全に当たらない牡蠣はめちゃくちゃお金かかります。どれほどお客さんがお金を出すのかがポイントだと思いますし、陸上養殖を応援している立場からすると、数倍高くともお客さんが喜んで払ってくれることを心より期待してます。私も払う一人です。食品の安全性を高める取り組みは多くの消費者にとって喜ばしいものだと思います。一方で、0%は実現不能であるという現実も受け入れる必要があるでしょう。特にノロウイルスについては、ごく少量のウイルスでも感染が成立することが知られていて、コントロールの難しい病原体です。
その牡蠣を提供するレストランのスタッフに、体調は良いもののノロウイルスを持つ人がいたり、あるいは客の中にノロウイルスを持つ人がいれば、そうした人を介して、感染が広がる可能性もあります。
あるいは、ノロウイルスといえば牡蠣のイメージがあるかもしれませんが、実際のところ食品を介しての感染は約半数は生野菜や果物を通しての感染であることが知られています。牡蠣が大丈夫でも、サラダや果物が盲点になることもあります。
日本の食品の安全性は高いと考えられる一方、食品を生で食べる場合に一定のリスクが必ずあることへの理解も大切です。私も１度生牡蠣を食べて当たったことがあります。その時は下痢がひどくて３０分おきにトイレに駆け込んでいてすごく辛かったのを思い出しました。当たらない牡蠣、食べてみたいです
こちら続編です
https://gendai.media/articles/-/123431
https://gendai.media/articles/-/123432
